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耐火金庫 性能

耐火金庫の性能

 

  耐火金庫は、火災等の際に一般的には単に火を避けるものと思われがちです。しかし、実際の耐火構造は金庫内部加熱上昇を抑制し金庫内部の書類等紙製品の自然発火を防ぐように設計されています。

 

  そのため、耐火金庫は単に鋼鉄だけでなく温度上昇を抑えるため、その内部コンクリート等の様々な素材を使用して製造されています。

 

  そして、一般的にはこの内部素材の劣化が、製造後約20年程度で低下し始め、約30年経過すると品質保証されている耐火性能が半減すると検証されており、JIS(日本工業規格)日セフ連(日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会)の認定の基準となっております。

 

  したがって、耐火金庫は寿命の長い消耗品であると考え、耐火性能を保つため約20年数年を経過したくらいの金庫は買い替えをお勧めいたしております。